院内感染から風評被害に遭う病院。看護師達が立ち上がる|看護師求人徹底追求「看護にお急」

院内感染から風評被害に遭う病院。看護師達が立ち上がる

2013年7月、とある病院で細菌性大腸炎O157の集団感染が起きた。感染者数は11人。そのうち求人を見て応募した人への感染が5人。病院外への感染は認められていないものの、11人のうち2人は80歳を超える高齢者で重症化が懸念されていた。現在全員が快方に向かっており、病院では記者会見にてその集団感染の原因を「院内の入院患者の食事の衛生管理上の問題」とした。

その病院の入院患者の食事は院内で作られている。地下一階に厨房があり、厳重な衛生管理が行われているはずだが、食事を運ぶ際に看護師の手洗いやうがい等の徹底がなされていないと病院は結論付け、看護師へは今後の衛生管理の徹底と厳重な注意をするということでそのニュースは幕引きを迎えた。

しかしそのニュースに一番憤っていたのは看護師達である。その記者会見を見た看護師長(48歳)はこう語る

「ありえない話。私達は院内で食事を提供する際、必ず手洗いと殺菌、さらに使い捨ての手袋をして、マスクは絶対にはずさない。あの病院食を提供しているのは院長と個人的な繋がりを持っている工場で、その関係に暗雲を持ち込まないための身代わりにされた」と憤っていた。

今回の取材に対し、このインタビューを内部告発として地方裁判所へ提訴するという動きも出てきている。看護師は「私達が悪くないということを訴えるためではなく、今後こういう院内の圧力に負ける医療従事者が出ないように私達は動くのだ」と語っているのが先ほどの看護師長である。

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